










出版社:ニューズピックス
発売日:2020年3月13日
四六判サイズ / 256ページ
【版元コメント】
2020年最有望の若き哲学者、「希望」のデビュー作
一見当たり前に存在しているこの「世界」の成り立ちを、「贈与」や「言語」、「常識」の成り立ちを通して説き起こした鮮烈なデビュー作。人間の「こころ」の力動の機微をとらえる近内さんのセンスには肌の温かさと機械の精緻さがある。ウィトゲンシュタインと小松左京の本書を通しての出会いは思考世界における一つの「事件」。社会の見え方を一変させ、前向きに生きるために、この本を処方せよ!
―――茂木健一郎(脳科学者)
【著者プロフィール】
近内 悠太 (チカウチ ユウタ) (著/文)
1985年神奈川県生まれ。教育者。哲学研究者。
慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業、日本大学文学研究科修士課程修了。専門はウィトゲンシュタイン哲学。リベラルアーツを主軸にした総合型学習塾「知窓学舎」講師。教養と哲学を教育の現場から立ち上げ、学問分野を越境する「知のマッシュアップ」を実践している。本書がデビュー著作となる。