




出版社:KISSA BOOKS
発売日:2022年11月12日
B5変形判サイズ / 32ページ
【版元コメント】
KISSA BOOKS は2022年より、出版社としてスタートしました。「KISSA」はフィンランド語で「ねこ」を意味し、版元としての1冊目の本は2012年にオープンした gallery kissa と初期の頃から関りのある彫刻家はしもとみおさんの絵本の新装復刊となります。復刊ですが、新たな判型で絵は描き直し、装丁も名久井直子さんによる美しい本に仕上がっています。
「ある日、ぼくの家の木で、なにかがゆれていたんだ。
ぼくは、すぐにかみさまだとおもった。」
猫のトムくん目線で、かみさまとのかけがえのない日々を綴った絵本。
著/文: はしもとみお (彫刻家)
三重県の古い民家にアトリエを構え、動物たちのそのままの姿を木彫りにする。全国各地の美術館で個展を開催中。
装丁: 名久井直子
【著者プロフィール】
はしもとみお 彫刻家
三重県の古い民家にアトリエを構え、動物たちのそのままの姿を木彫りにする。材料はクスノキ。この世界に生きている、または生きていた動物たちをモデルにし、その子にもう一度出逢えるような彫刻を目指している。
全国各地の美術館で個展を開催中。
主な著書に『はじめての木彫りどうぶつ手習い帖』(雷鳥社)、『はしもとみおの木彫り教室 暮らしによりそうどうぶつたち』(KADOKAWA)、『はしもとみお 猫を彫る』(辰巳出版)などがある。
15歳のときに阪神・淡路大震災にあい、夜明けと共に、実家の楠にぶら下がって揺れているミノムシを見て、神様だと思った。数年後、猫のトムくんを保護する。本書は、猫と神様の姿を自分の気持ちと重ね合わせ、その後の10年をつづった実話である。