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生活フォーエバー 寺井奈緒美

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発行元:ELVIS PRESS 発行日:2023年4月29日 四六判 / 224ページ 【発行元コメント】 この愛すべき、くだらなさ。 歌人として活動するほか、habotan名義で土人形を制作している寺井奈緒美による、初の短歌&エッセイ集。 2019年に書肆侃侃房より刊行された第一歌集『アーのようなカー』では、日常の片隅に忘れられた事物をそっと掬うような、ささやかで滑稽で、どことなく寂しい歌で、多くの読者を獲得しました。 本書には2021年の秋からおおそ1年の間に書いたエッセイ80篇と短歌160首が収録されています。書かれているのは、限られた行動範囲(ほとんどが部屋、そして職場、西友、たまに映画館)と限られた登場人物(私、S、ときどき同僚)の中でのまったく映えない日常。それがなぜだかすこぶる面白い。その想像力とユーモアは、私たちの抜き差しならない「生活」の見え方を変えてくれることでしょう。読めばきっと、明日への活力になること間違いなしの一冊です。 --- 生活は腐敗との戦いだから米を炊け生活フォーエバー 仕事中ノンアルカクテル飲むような舐めた態度で真面目に暮らす 透明のレインコートを纏ってる僕と路上のゴミが似てくる 活躍をお祈りされる筋合いはないが見たいのなら見せてやる 取り急ぎ今抱きしめてもいいですか?希望の光が消えそうなので 【著者プロフィール】 寺井奈緒美【著】 1985年ホノルル生まれ。愛知育ち、東京在住。趣味は粘土で縁起のよい人形をつくること。2019年4月、新鋭短歌シリーズ『アーのようなカー』(書肆侃侃房)刊行。

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